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女性が社会進出するカギは「たくましいオバチャン」。女の子扱いを卒業するには

まだまだ不動産業界は「男性社会」と言われています。そんな不動産業界で働くハウスドゥ・ジャパンの女性社員対談企画では、働く女性のリアルな声から会社のあるべき姿や方向性を考えていきます。
今回は、女性管理職の先輩社員に「女性の社会進出」について聞きました。女性活躍がキーワードとして取り上げられる昨今、女性が活躍するには何が必要なのでしょうか?
男性がトップに立つことが多い企業で、女性が自分らしく働くヒントをお届けします。

これまでの女性管理職に関する記事はこちら!

「女性管理職に関する記事Vol.1」

「女性管理職に関する記事Vol.2」

【登場人物】
岩本:総務人事部長。新卒入社し、仲介事業部営業サポートを経て総務人事部長に。バックオフィスの要として、総務人事部・採用育成戦略部の部長を務める。
田村:銀行代理業。中途入社し、仲介事業部からFC事業部、売買事業部などを経験し、管理職から営業職へジョブチェンジした。

「女の子扱い」から卒業するとたくましく働ける

岩本:あらゆる企業で「女性活躍」ってキーワードがよく取り上げられているけど、ここぞとばかりにその言葉を掲げるのも違う気がするんだよね。仕事で求められることに性差はないから、そもそも男女で区別しなくていいのよ。女性のほうが育児とかで時間的な制約があることも多いけど、それは家庭で男性が同じように行動すればクリアできる問題だと思ってる。

田村:確かに、女性社員を「女の子扱い」しすぎちゃうことはあるかも。女性だからって気を遣ってくれるのは有難いけど、例えば子育て社員で時間の制約があったとしても、働ける時間内で上手くやりくりしようと頑張ってる人たちも多いよね?本人も周りも昔ながらの女性像をイメージして変に女の子扱いしないほうが、女性が活躍しやすい環境になると思うんだよね。男女問わず、頑張りたい人が頑張れる会社であってほしいな。

岩本:上長たちがイメージしている女性像って「女性は細かくてきっちりしている」「はっきり伝えると辞めちゃう」みたいに、偏っていることがあるよね。そうじゃない女性もたくさんいるのよ。

田村:男性が多い組織だと「女性が活躍する場」というより「女性を活用する場」を考えがちで、男性の指示のもとで女性が決められた仕事をする環境が多い気がする。。もちろんそういう環境で働きたい女性もいるだろうけど、結果的に受け身になっちゃうんじゃないかな。
リーダーをしたり、ガツガツ働きたい女性も活躍できる会社にしたいね。

岩本:私たちはガツガツしすぎて、もはや男だとか女だとか関係ない場所にいる気がするね。年々図太くなってきていい意味で“オバチャン”の立ち位置になって、たくましく大雑把な人ってイメージになっているんじゃないかな。私だって、たまに女の子扱いしてほしいときもあるけどね(笑)

田村:わかる(笑)何歳くらいから図太くなってきた?

岩本:ここ数年だよ。30代後半から「あれ?意外と大丈夫やな」って思うようになって、急激に図太くなった。私だって昔は気にするタイプだったけど、悩んでいたらきりがないからやめたの。今となっては「昔の自分はなんであんなこと悩んでたんやろう?」って思うもんね。今は「豆腐メンタルだ」と悩んでる女性も、30代後半になったら木綿豆腐くらいにはなると思うよ(笑)

田村:そのうち厚揚げになるんじゃない(笑)。最終的に高野豆腐くらいになったらいいよね。

岩本:なかなか切れへんなー(笑)

「自分」よりも「目標」に目を向けて、失敗を恐れずに動いてみる

岩本:昔は「失敗したらどうしよう」とか「嫌われたらどうしよう」とか、自分の見られ方がすごく気になってた。人を注意するのもすごく苦手だったけど「言わないとわからんし」って考えると、今度は言わない自分がダメに思えてきたりしたな。

田村:女の子からオバチャンへの進化ですね~。

岩本:当時は自分中心に考えていたけど「目標達成のために何をしたらいいか」って考えると、物事の捉え方が変わってくるんだよね。自分目線じゃなくなるから「嫌われたらどうしようなんて気にしていてもしょうがないな」って思えて、気が付いたらどうでもよくなっていくの。嫌われたくないって感覚がなくなってく。当時の悩んでいた自分には「やってみたら意外と何とかなるよ、大丈夫!」って言ってあげたいかな。

田村:やってみて失敗しても「このやり方はうまくいかないということがわかった!」と思えば、失敗も恥ずかしくなくなるし「まいっか!次にいこう!」って前向きに捉えられる。意外と上層部も「この事業がうまくできるか、できないか」を知りたいだけで、担当者の能力を見極めてやろうとかじゃないと思うんだよね。だから恥ずかしがるのは時間の無駄!

岩本:やってみたけどうまくいかずに消えていった取り組みなんてたくさんあるよね。それでもとりあえずやってみるのが大事。私も入社したときは一般事務だったけど、働いてみたら仕事がすごくおもしろくて、突き詰めたくなったの。人前で喋ることは苦手だったけど、苦手なこともやらざるを得ない状況になればやるし、どんどん自分のできることの幅が広がっていった。

田村:私も入社前の転職活動で立派な学歴も職歴も持っていないからって、うじうじ悩んだ可愛い時期もあったけど、今となれば、そんなこと気にしないでとりあえず行動してみたら意外と違う結果だったかも。と思ったりする。結果的には良かったんだけど。
ハウスドゥグループは「とりあえずやってみようの精神」があるから、折れない図太さが鍛えられるかも!

岩本:ベンチャー精神があって、レールが敷かれていないからね。何でもやる会社だよね。

田村:何万人もいるような大企業だと新しいチャレンジが難しいし、数人の個人企業だと挑戦できる予算があまりなかったりするから、そういう意味でもハウスドゥはチャレンジしたい人にとってちょうどよい会社だと思う!もっと成長して大きくなっても、ワイワイ楽しく仕事ができる会社でありたいね。

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